緩く楽しく異業種交流会に集まる日本酒好きたちから始まった
「緩く楽しく子連れ歓迎日本酒会~だってのみたいんだもん!」
2018年もおいしい日本酒で活動スタートです
こんにちは
「緩く楽しく日本酒部」書記の山室智子です。
1月17日(水)に、今年第1回目の緩く楽しく子連れ歓迎日本酒会を開催しました。
今回の日本酒は、
部長チョイスの福島のお酒!&長野の生もと造り!
今回の日本酒会は、
部長の選りすぐりの福島のお酒3本と
参加者Sさんが持ってきてくれた長野のお酒
の4種類のお酒を楽しませていただきました
ここで、福島(のお酒)について少しだけ。
福島県は、とても面積の大きい県です(全国で第3位)。
奥羽山脈と阿武隈高地により、大きく3つの地域にわけられます。
一つは、もっとも内陸で山の方の会津。
二つ目は、海岸沿いの浜通り。
三つ目は、会津と浜通りの間にある中通り。
部長が選んだお酒は、各地域から1本ずつ
【会津】 会津中将(生純米原酒) 鶴の江酒造
【浜通り】 磐城 壽(純米) 鈴木酒造店
【中通り】 あぶくま(特別純米) 玄葉本店
福島といえば、東北大震災の被災地としても記憶に新しいと思います。
実は、磐城 壽(純米)の鈴木酒造店さんは、双葉郡浪江町にあり、津波でお酒も蔵もまるごと流され、すべてがなくなってしまった酒造でした。
ところが、研究所に工業試験用のサンプルとして山廃酒母が残っていたことが判明。そこから復活し、現在は山形で作られているそうです。
そんなエピソードを聞きながら頂くお酒は、また格別でした
そして、Sさんの持ってきてくれた長野のお酒
黒澤80 生もと造り(純米) 黒澤酒造
少し発泡&うすにごりのお酒でした。おいしい!
みなさん、生もと(きもと)造りってご存知ですか?
すっごく簡単にまとめてしまうと、
「お酒造りの過程で、その蔵の空気中にある自然の乳酸菌でつくったお酒」
です。
蔵に住み着いている菌を使うので、そこ以外では決してつくることのできないお酒なんですって。
日本酒って、おもしろいな~って、あらためて思います。
そして、日本酒トリビアも一つ。
蔵の中にある菌でお酒づくりをするので、
職人さんは納豆を食べてはいけないんですって。(納豆菌はとっても強力なので・・・)
納豆好きに人には、厳しい職場です
今回も、飲んで学んで笑った日本酒会でした。
次回の日本酒会は、春開催!?
次回の日本酒会は、ちょっと暖かくなった春ごろを予定しています。
開催日&テーマについて、部長・副部長と相談中~
九州にフォーカスする?
それとも初ガツオと楽しんでしまう?
いろいろな案が出ています。
日本酒好きなみなさま、次回も要チェックです。